お風呂時間にリンパを流すだけで、むくみも疲れもスッキリ!
仕事や家事に追われた一日。夕方になると脚がパンパン、顔がむくんでぼんやり…。そんな経験、ありませんか?
実はその不調、リンパの滞りが原因かもしれません。
でも安心してください。高価なエステや特別な道具がなくても、毎日のお風呂時間にリンパを流すだけで、むくみや冷え、疲れを解消できるんです。
この記事では、**誰でもすぐに始められる「お風呂リンパ流し術」**を、部位別にわかりやすくご紹介します。
リンパが滞るとどうなる?むくみ・冷え・疲れの原因に
リンパは体中に張り巡らされた、老廃物や余分な水分を回収・排出する“下水道”のような役割を持つ大切な流れです。
しかし、運動不足や冷え、長時間同じ姿勢でいることが多い現代人は、このリンパの流れが滞りやすい傾向にあります。
リンパの流れが悪くなると…
- 顔や脚のむくみ
- 手足の冷え
- 疲れやすさ、だるさ
- 肩や首のコリ
といった不調が現れやすくなります。
つまり、リンパの流れを改善すること=体調や美容の土台を整えることにつながるのです。
お風呂でできるリンパ流しの基本ステップ3つ
お風呂は、体が温まり血行が良くなる「リンパ流しに最適な時間」です。以下のステップで行ってみましょう。
① 入浴前に水を1杯飲む
入浴中は汗をかくため、体内の水分が不足しやすくなります。
リンパ液の主成分は水分なので、コップ1杯の常温水を飲んでおくと流れが良くなります。
② 湯船に5〜10分ゆったり浸かる
38〜40℃のぬるめのお湯で体をじっくり温めましょう。
体温が上がると、筋肉がほぐれ、リンパもスムーズに流れやすくなります。
③ 「末端から心臓へ」が基本のマッサージ
首や鎖骨、腕、脚などを末端から心臓方向へ向かってやさしくなでるようにマッサージします。
強く押す必要はありません。肌をさする程度でOKです。
部位別|むくみ・冷えに効くリンパ流しテクニック
お風呂の中や、お湯から出た直後の温まった体は、マッサージの効果が高まるベストタイミング。以下の部位を意識してケアしてみましょう。
● 首・肩まわり
耳の後ろから鎖骨へ向かって、指先でやさしく流します。
鎖骨のくぼみはリンパの最終出口なので、軽く押してから撫でると流れがスムーズになります。
デスクワークでガチガチになりやすい肩も、湯船の中で軽くもみほぐすと◎。
● 脚(ふくらはぎ・太もも)
足首から膝、太ももに向かって手のひらでゆっくり撫で上げます。
膝裏と足の付け根(そけい部)はリンパ節があるため、重点的に流しましょう。
「パンパンなふくらはぎ」がスッと軽くなるのを実感できます。
● お腹まわり
おへその周りを「の」の字にやさしく撫でて、腸の動きをサポート。
その後、わき腹からそけい部に向けて流すように撫でると、代謝アップ&便通改善にもつながります。
お風呂リンパ流しをより効果的にする3つのコツ
せっかくリンパを流すなら、もっと効果を高めたいですよね。次のポイントを意識すると、さらに体がスッキリします。
1. 深呼吸を取り入れる
マッサージ中にゆっくりと深呼吸することで、副交感神経が優位になり、リラックス効果&血流アップが期待できます。
2. お風呂上がりの水分補給と保湿を忘れずに
汗をかいた分の水分を補い、体の内側からリンパの流れをサポート。
同時に、肌の乾燥を防ぐために保湿ケアもお忘れなく。
3. 週3回でもOK。続けることが大切
毎日でなくても構いません。週3回でも、継続することで体が変わっていきます。
“ながら美容”として、気軽に取り入れてみてください。
よくある質問Q&A|お風呂リンパ流しに関する疑問を解決!
Q:シャワーだけの日でもできる?
A:可能です。首やふくらはぎにシャワーをあてて温めた後、同じようにマッサージすればOKです。
Q:妊娠中や生理中でも大丈夫?
A:体調が安定していれば問題ありませんが、強くマッサージするのは避けましょう。
特に妊娠中は、お腹周りは控えて、脚や首だけにとどめましょう。
Q:やりすぎると逆効果になりますか?
A:基本的にはやさしく撫でる程度なので毎日でも大丈夫。ただし、肌をこすりすぎたり、強い圧をかけすぎないように注意してください。
まとめ|お風呂時間があなたの「デトックスタイム」に
毎日入るお風呂時間が、むくみや冷えを改善する“最高のセルフケア時間”になります。
リンパ流しは、難しいテクニックは不要。
やさしく撫でるだけで、体も心もスッと軽くなるのを実感できるはずです。
「なんとなく重い…」そんな日には、ぜひ今日からお風呂リンパ流しを始めてみてください。
続けることで、きっとあなたの体も変わっていきますよ。
✅ おすすめのタイミング
- 1日の終わり、就寝前に
- 足がむくみやすい立ち仕事の後に
- 冷えが気になる冬場にも最適!
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