" /> 漢方の視点で体に良い飲み物大全|不調別おすすめ&避けたい飲み物 | カラダの健康サポートブログ

【漢方の視点】体を整える飲み物大全|不調別おすすめ・避けたい飲み物も

「体に良い飲み物」と聞くと、白湯やハーブティーを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、漢方の視点では「体に良い=誰にでも同じ」ではなく、その人の体質(冷えやすい/ほてりやすい/胃腸が弱い/むくみやすい等)や、いま出ている不調に合わせて選ぶのが基本です。

たとえば冷えが強い人が“冷やす性質”の飲み物を続けると、逆に不調が長引くこともあります。
だからこそ大切なのは、飲み物を「健康そう」で選ぶのではなく、目的(温める・潤す・巡らせる・落ち着かせる)で選ぶこと。

この記事では、漢方的な考え方をもとに

  • 不調別:いまの悩みに合う飲み物
  • 避けたい飲み物:良かれと思って逆効果になりやすい例
  • 体質別:自分に合う選び方の目安
  • 続け方:習慣にするコツ
    をまとめました。今日から“自分に合う一杯”を選べるようになります。

漢方の視点でいう「体を整える飲み物」とは?

そもそも漢方は“体質(タイプ)”で考える

漢方では、同じ症状でも「なぜそれが起きているか」を体のバランスから見ます。
たとえば「疲れやすい」でも、エネルギー不足タイプもいれば、ストレスで巡りが悪くなっているタイプもいます。

飲み物選びも同じで、まずはざっくり 体質の傾向を押さえるだけで失敗が減ります。

  • 冷えタイプ:手足が冷たい、寒がり、温かいと楽
  • ほてりタイプ:顔が熱い、のぼせ、寝汗、喉が渇きやすい
  • 胃腸虚弱タイプ:食後もたれ、下しやすい、冷たい物で不調
  • むくみタイプ:夕方脚が重い、体がだるい、水分が停滞しやすい
  • ストレスタイプ:緊張しやすい、ため息、イライラ、寝つきが悪い

細かい診断をする必要はありません。**“自分はどれ寄り?”**が分かればOKです。

飲み物は「温める・潤す・巡らせる・落ち着かせる」目的で選ぶ

飲み物は、体に対して“方向性”を持っています。漢方的には、次の4つで整理すると分かりやすいです。

  • 温める:冷え、胃腸の弱さ、寒さで不調が出る人の味方
  • 潤す:乾燥、ほてり、喉の渇き、寝汗が気になる時に
  • 巡らせる:むくみ、重だるさ、気分の停滞がある時に
  • 落ち着かせる:ストレス、緊張、眠りの質が落ちた時に

「体に良さそうだから」ではなく、いまの自分の目的から選ぶのがポイントです。

効果を感じやすい“飲むタイミング”の基本

同じ飲み物でも、タイミングで体感が変わります。

  • :体温・消化を立ち上げる(白湯、温かいお茶)
  • 食後:胃腸をサポート(温かいお茶を少量)
  • 仕事中:巡り・集中の切り替え(温茶、香り系)
  • 入浴後:乾燥・ほてりのケア(常温〜ぬるめの水分)
  • 寝る前:眠りモードへ(カフェインレスの温かい飲み物を少量)

基本は “冷たい飲み物のがぶ飲み”を避けるだけでも整いやすくなります。


【不調別】体を整える飲み物おすすめ

ここからは不調別に、飲み物の選び方を紹介します。
各パートは「おすすめ → 飲み方のコツ → 注意点」の順にまとめています。

冷えがつらい(手足が冷たい・寒がり)

冷えが強い人は、まず「温度」と「温める方向性」が大事です。おすすめは 温かい飲み物をベースに、体を内側から立ち上げること。

おすすめ例

  • 白湯(朝いちばんに相性が良い定番)
  • 生姜湯(少量の生姜+はちみつ等で飲みやすく)
  • シナモン系の温かい飲み物(香りで巡りを後押し)
  • ねぎ・生姜系のスープ(飲み物に近い形で取り入れるのも◎)

飲み方のコツ

  • 朝:白湯を一杯 → 胃腸と体温を起こす
  • 夕方:冷えやすい時間に温かいお茶
  • 寝る前:少量の温かい飲み物でリラックス

注意点

  • 胃が弱い人は、生姜やスパイスを“入れすぎない”
  • ほてりが強い日は「温めすぎ」でだるくなることもあるため量は控えめに

疲れやすい・だるい(気力が出ない)

疲れやすさは「エネルギー不足」と「回復スイッチが入らない」状態が混ざりやすいです。飲み物は、やさしく補いながら、血糖の乱高下を避けるのがコツ。

おすすめ例

  • なつめ茶
  • はちみつ湯(甘みは少量)
  • 黒豆茶(香ばしく続けやすい)
  • 味噌汁(具少なめでもOK)(“飲む栄養”として)

飲み方のコツ

  • 午前:温かいお茶で立ち上げ
  • 昼過ぎ:眠気が来る前に温かい飲み物で切り替え
  • 甘い飲み物は“ご褒美”ではなく“少量で上手に”

注意点

  • 砂糖たっぷりのドリンクで一時的に元気→その後どっと疲れる…が起きやすい
  • 疲れが強い人ほど「カフェイン頼み」になりやすいので、量と時間に注意

胃腸が弱い(胃もたれ・食欲不振・下しやすい)

胃腸が弱い人にとって、飲み物は“刺激”にも“回復の味方”にもなります。ポイントは 冷やさない・薄める・一気飲みしない の3つ。

おすすめ例

  • 温かいほうじ茶
  • 白湯(調子が落ちた日は基本に戻る)
  • 薄めの生姜湯(冷え由来の胃腸不調に)
  • やさしい甘みの飲み物(少量)(※甘いものが合わない人は無理しない)

飲み方のコツ

  • 食後すぐのがぶ飲みは避け、少量をゆっくり
  • 冷たい水を飲みたい時は、まず常温にするだけでも変わる
  • 胃が重い日は“温かいお茶+量は少なめ”が正解

注意点

  • 冷たい飲み物、炭酸、濃いコーヒーは胃腸に刺激になりやすい
  • 下しやすい人は、まず温度調整から

むくみやすい(夕方脚が重い・水太り)

むくみは「水分の摂りすぎ」だけでなく、巡りと排出のバランスが関係します。飲み物は、ただ減らすのではなく “巡らせて出す” 方向に。

おすすめ例

  • はとむぎ茶
  • とうもろこしのひげ茶
  • 豆系のお茶(黒豆茶など)
  • 温かいお茶全般(冷えがある人は温度が重要)

飲み方のコツ

  • 水分は日中に、夜は控えめに
  • まずは「冷たい飲み物を常温へ」から
  • むくむ日は、塩分・甘い飲み物・アルコールをセットで見直す

注意点

  • トイレが近くて困る人は、量よりも“温度とタイミング”を調整
  • 冷えタイプのむくみは、利尿目的より「温め+巡り」の方が合うことも

ほてり・のぼせ(顔が熱い・寝汗)

ほてりがある時は、刺激の強い飲み物よりも、体の熱を落ち着かせて潤す方向が合いやすいです。
ただし、冷たい飲み物で一気に冷やすのは逆効果になりやすいので注意。

おすすめ例

  • 麦茶(常温〜ぬるめ)
  • カフェインレスのお茶(常温〜ぬるめ)
  • 白湯を少し冷ました“ぬる湯”(意外と落ち着く人も)

飲み方のコツ

  • “冷やしすぎない温度”を探す(冷蔵→常温へ)
  • 入浴後のほてりには、ぬるめで少量

注意点

  • 辛いもの、アルコール、熱い飲み物は、ほてりを強めることがある
  • 寝汗が強い場合は生活習慣や体調のチェックも

ストレス・イライラ(緊張・気分の波)

ストレスが強い時は、体の中で“巡り”が滞り、呼吸が浅くなりがち。そんな時に役立つのが、香りで切り替える飲み物です。

おすすめ例

  • 柑橘の香りの飲み物(香りでリセット)
  • ハーブティー(カフェインレス)(好きな香りを選ぶのが正解)
  • 温かいお茶(手のひらから温まるのも大きい)

飲み方のコツ

  • 仕事の区切りに“1分”で飲む(深呼吸とセット)
  • イライラ時ほど、温度は“温かめ”が落ち着きやすい

注意点

  • 夕方以降のカフェインは、緊張を長引かせることがある
  • 甘いドリンクをストレス解消にすると、依存になりやすい

眠れない(寝つき・途中覚醒)

眠りの悩みは「頭が冴える」「緊張が抜けない」「体が冷える」など原因が混ざります。飲み物は “カフェインレス+少量+温かい” が基本です。

おすすめ例

  • カフェインレスの温かいお茶
  • 白湯
  • 薄めたはちみつ湯(少量)

飲み方のコツ

  • 寝る30〜60分前に少量(飲みすぎは夜間覚醒の原因に)
  • スマホを置いて、飲みながら深呼吸を3回

注意点

  • カフェインは人によって残りやすい(午後の摂取量を見直す)
  • “寝酒”は眠りが浅くなることが多い

風邪っぽい(ひき始め)

「寒気がする」「喉がイガイガ」「ぞくぞくする」など“初期”は、温かい飲み物が助けになります。
ただし無理は禁物。体調が強く崩れている場合は休養が最優先です。

おすすめ例

  • 温かい白湯
  • 生姜+はちみつ湯(少量)
  • 温かいスープ(具は消化にやさしく)

飲み方のコツ

  • 体を冷やさない温度で、少しずつ
  • 喉が痛い時は刺激が少ないものを優先

注意点

  • 高熱、強いだるさ、息苦しさなどがある場合は医療機関へ
  • 持病がある方は自己判断で無理に続けない

【避けたい飲み物】“良かれと思って逆効果”になりやすい例

冷え・胃腸弱い人が避けたいもの

「健康のために水をたくさん」も、人によっては冷えや胃腸の負担になります。特に冷え・胃腸虚弱タイプは、まずここを見直すだけで変わりやすいです。

  • 冷たい飲料(氷入り・キンキン)
  • がぶ飲み(短時間で大量)
  • 冷たいスムージーを習慣化(体を冷やしやすい)

置き換えとして、常温または温かいお茶にするだけでもOKです。

睡眠・不安がある人が注意したいもの

睡眠が浅い人ほど「日中のカフェイン」が影響していることがあります。

  • 夕方以降のコーヒー・濃い緑茶
  • エナジードリンク
  • 寝る前の甘い飲み物(血糖変動で覚醒しやすい)

「やめる」より先に、**時間を早める(午後の早い時間まで)**が現実的です。

むくみやすい人が気をつけたいもの

むくみは“水分量”よりも、糖分・塩分・アルコールの影響が大きいこともあります。

  • 甘いカフェドリンク
  • 清涼飲料水・ジュース
  • 塩分多めの食事+アルコール

むくみ対策は、飲み物だけでなく「食事の塩分」とセットで見ると改善しやすいです。


体質別の選び方(自分はどれ?簡易チェック)

簡易チェック(YES/NO形式)

当てはまるものが多いところが、あなたの“寄り”です(混ざってOK)。

冷えタイプ:手足が冷たい/温かい飲み物で楽/冷たい飲み物でお腹が不調
ほてりタイプ:のぼせ/寝汗/喉が渇く
胃腸虚弱タイプ:食後もたれ/下しやすい/冷たい物で不調
むくみタイプ:夕方脚が重い/指輪がきつい日/スッキリしにくい
ストレスタイプ:緊張しやすい/ため息/寝つきが悪い

タイプ別おすすめ早見(飲み物×温度×タイミング)

  • 冷えタイプ:温かい(朝・夕方・寝る前少量)
  • ほてりタイプ:常温〜ぬるめ(日中・入浴後)
  • 胃腸虚弱タイプ:温かい・少量(食後にゆっくり)
  • むくみタイプ:日中中心・冷やさない(夜は控えめ)
  • ストレスタイプ:香り+温かい(仕事の切替・寝る前)

「このタイプだからこれ!」と固定せず、その日の体調も見ながら調整するのが漢方的です。


今日からできる!続け方のコツ(習慣化)

まずは「温度」を変える(冷→常温/温)

いきなり全部を変える必要はありません。最初は “冷たい飲み物を常温にする” だけで十分です。
冷え・胃腸の負担が減り、体が整いやすくなります。

1日1回から(朝の白湯・食後の温茶など)

続けるコツは、頑張るより“置き換え”です。

  • 朝:白湯を1杯
  • 食後:温かいお茶を少量
  • 寝る前:カフェインレスを少し

この3つから、自分に一番合う1つを選ぶだけでOKです。

忙しい人向け:コンビニ・スーパーで揃う代替案

忙しい日は完璧を目指さず、“選び方”を持っておくと楽です。

  • 温かいお茶(無糖)を選ぶ
  • 甘いドリンクは“たまに”にする
  • 冷たいものしかない時は、まず少量にして様子を見る

習慣化できる人ほど、シンプルなルールで回しています。


よくある質問(Q&A)

Q:白湯はいつ飲むのがいい?
A:おすすめは朝。次に冷えやすい夕方、寝る前は少量が向いています。飲みすぎると夜中に目が覚めるので注意です。

Q:コーヒーは飲んじゃダメ?
A:ダメではありません。眠りが浅い人・不安が強い人は、量と時間(午後遅くは避ける)を見直すだけでも変わります。

Q:漢方茶は毎日飲んでいい?
A:多くは日常的に取り入れられますが、体質に合わないと“逆に”不調が出ることも。まずは少量から、合うか確認しながらが安心です。

Q:妊娠中/授乳中でもOK?
A:体調が繊細な時期なので、ハーブや生薬系は自己判断せず、心配なら医師や薬剤師に相談してください。基本は白湯や刺激の少ないお茶が無難です。

Q:症状が強い時はどうする?
A:高熱、強い息苦しさ、痛みが続くなどは医療機関へ。飲み物は補助で、無理をしないのが最優先です。


まとめ:まずは“自分の目的”で一杯を選ぼう

漢方の視点で「体に良い飲み物」を選ぶコツは、体質と不調に合わせて“目的”で選ぶことです。
温める/潤す/巡らせる/落ち着かせる。たったこれだけで、飲み物選びがブレにくくなります。

まずは今日、冷たい飲み物を“常温”にするところから。
それだけでも、体は少しずつ整い始めます。

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