" /> 漢方の視点で体に良い食べ物20選|体質別(気虚・血虚・瘀血・痰湿)食材リスト | カラダの健康サポートブログ

【漢方の考え方】体に良い食べ物20選|体質別(気虚・血虚・瘀血・痰湿)にわかる食材リスト

日常生活

「体に良い食べ物」と聞くと、スーパーフードや健康食材を思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも漢方の視点では、“体に良いかどうか”は その人の体質(証)や、その日の状態で変わります。

たとえば、同じ「生野菜」でも、冷えやすい人には負担になりやすく、逆に熱がこもりやすい人には心地よく働くことがあります。
つまり漢方では、「みんなにとって良いもの」よりも、“自分に合うもの”を選ぶことが大切です。

この記事では、漢方の基本をやさしく整理した上で、体質別(気虚・血虚・瘀血・痰湿)におすすめの食べ物20選をリスト化して紹介します。
さらに、控えたい食べ物・食べ方のコツ・今日からできる簡単メニュー例までまとめるので、「何を食べればいいか」が具体的にわかります。


  1. 漢方でいう「体に良い食べ物」とは?
    1. 漢方の基本は“体質(証)”に合わせること
    2. 食べ物でよく使う考え方(ざっくりでOK)
  2. まずは1分セルフチェック|あなたはどの体質?
    1. 気虚タイプ(エネルギー不足)
    2. 血虚タイプ(栄養・うるおい不足)
    3. 瘀血タイプ(巡りが悪い)
    4. 痰湿タイプ(余分な水分・だるさ)
  3. 体質別|体に良い食べ物20選(食材リスト)
    1. 気虚におすすめの食べ物5選
      1. 米(おかゆ)
      2. いも類(さつまいも・じゃがいも)
      3. 鶏肉
      4. 大豆製品(豆腐・納豆)
      5. かぼちゃ
    2. 血虚におすすめの食べ物5選
      1. 赤身肉(苦手なら代替:かつお・まぐろ)
      2. ほうれん草(小松菜でもOK)
      3. 黒ごま
      4. なつめ(ドライ)
    3. 瘀血におすすめの食べ物5選
      1. 玉ねぎ
      2. 青魚(さば・いわし)
      3. 黒酢
      4. しょうが
      5. ベリー類(ブルーベリー等)
    4. 痰湿におすすめの食べ物5選
      1. はとむぎ
      2. 小豆
      3. きのこ類
      4. 大根
      5. 緑茶・烏龍茶(補足:温かく)
  4. 逆に控えたい食べ物
    1. 気虚が摂りすぎ注意
    2. 血虚が摂りすぎ注意
    3. 瘀血が摂りすぎ注意
    4. 痰湿が摂りすぎ注意
  5. 効果を出す食べ方のコツ
    1. 温める調理が基本(冷えやすい人)
    2. 組み合わせで底上げ(気虚×血虚など)
    3. 体調で微調整する(季節・睡眠不足・ストレス)
  6. 今日からできる!体質別かんたん食べ方案
    1. 気虚向け:朝ごはん/スープ例
    2. 血虚向け:間食/夜ごはん例
    3. 瘀血向け:常備菜/飲み物例
    4. 痰湿向け:むくみ対策メニュー例
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ

漢方でいう「体に良い食べ物」とは?

漢方の基本は“体質(証)”に合わせること

漢方では、同じ症状でも原因や体質が違えば、合う食べ物も変わると考えます。
だからこそ大事なのは「これが健康にいい」と一律に決めることではなく、自分の体が今どんな状態かを知ることです。

この記事では、代表的な4タイプ(気虚・血虚・瘀血・痰湿)に分けて、食材を選びやすく整理していきます。

食べ物でよく使う考え方(ざっくりでOK)

食材を漢方的に見るときは、難しい用語を完璧に覚える必要はありません。
まずは次の3つを押さえるだけで十分です。

  • 温める/冷やす:冷えやすい人は温める方向、のぼせやすい人は冷ましすぎに注意
  • うるおす/乾かす:乾燥しやすい人はうるおす食材、むくみやすい人は水分代謝を意識
  • 気・血・水のバランス:元気(気)、栄養と潤い(血)、体の水分循環(水)の偏りを整える

次から、あなたがどのタイプに近いかをチェックしていきましょう。


まずは1分セルフチェック|あなたはどの体質?

※体質は「混ざる」のが普通です。いちばん当てはまるものを目安にしてください。

気虚タイプ(エネルギー不足)

気虚は、体を動かす“エネルギー”が不足しがちな状態です。
次のような傾向が多い人は、気虚の可能性があります。

  • 疲れやすい、だるさが抜けにくい
  • 風邪をひきやすい
  • 食後に眠くなりやすい
  • 声が小さい、息切れしやすい
  • 胃腸が弱く、食欲にムラがある

このタイプは、消化にやさしく、気(エネルギー)を補う食材を中心にすると整いやすいです。

血虚タイプ(栄養・うるおい不足)

血虚は、漢方でいう“血(栄養と潤い)”が足りない状態。
以下に当てはまる人は血虚の可能性があります。

  • 顔色が青白い、疲れが顔に出る
  • 爪が割れやすい、髪がパサつく
  • めまい、立ちくらみがある
  • 眠りが浅い、寝つきが悪い
  • 目が疲れやすい、乾きやすい

ポイントは、血を補う食材+吸収しやすい食べ方です。

瘀血タイプ(巡りが悪い)

瘀血は、血の巡りが滞りやすい状態。
“巡りが悪いサイン”が目立つ人に多いタイプです。

  • 肩こりが強い、頭痛が出やすい
  • 顔のくすみ、クマが気になる
  • 生理痛が重い、経血に塊がある
  • 同じ場所が痛む、刺すような痛みがある
  • 手足が冷えるのに、上半身はのぼせる

このタイプは、巡りをサポートする食材を無理なく取り入れるのがコツです。

痰湿タイプ(余分な水分・だるさ)

痰湿は、体の中に余分な水分や湿気がたまりやすい状態です。

  • むくみやすい
  • 体が重い、だるい
  • 雨の日に調子が落ちる
  • 胃がもたれる、食後に眠い
  • 肌のべたつき、ニキビが出やすい

このタイプは、水分代謝を助ける食材と、冷たいもの・甘いものの摂り方の見直しが鍵になります。


体質別|体に良い食べ物20選(食材リスト)

ここからが本題です。
各食材は「なぜ良い?」「おすすめの食べ方」「注意点」までまとめます。


気虚におすすめの食べ物5選

気虚タイプは「まず胃腸をいたわりながら、エネルギーを補う」ことが優先です。
生ものよりも、温かく・消化しやすい形で取り入れるのがポイント。

米(おかゆ)

  • 方向性:胃腸の負担を減らし、回復の土台を作る
  • 食べ方:疲れている日はおかゆに。梅干しや生姜少量を添えるのも◎
  • 注意:よく噛める人は“柔らかめご飯”でもOK

いも類(さつまいも・じゃがいも)

  • 方向性:持続的なエネルギー補給に向く
  • 食べ方:蒸す・煮るが◎。スープに入れると続けやすい
  • 注意:胃もたれしやすい人は量を控えめに

鶏肉

  • 方向性:補いやすいタンパク源で、体力の底上げに
  • 食べ方:鶏スープ・鍋・雑炊に。脂が少ない部位が使いやすい
  • 注意:揚げ物より“煮る・蒸す”が向く

大豆製品(豆腐・納豆)

  • 方向性:無理なくタンパク質を補える
  • 食べ方:冷えやすい人は冷奴より温奴・味噌汁がおすすめ
  • 注意:胃腸が弱い日は“豆腐”の方が楽なことも

かぼちゃ

  • 方向性:満足感が出やすく、温かい料理に向く
  • 食べ方:煮物・ポタージュ・蒸しかぼちゃ
  • 注意:甘い味付けにしすぎない(痰湿寄りの人は特に)

気虚のコツ
「温かい汁物+主食」を整えるだけでも体がラクになる人が多いです。


血虚におすすめの食べ物5選

血虚は「栄養を増やす」だけでなく、「胃腸で受け取れる形にする」ことが大切です。
食事が雑になりがちな人ほど、まず“手軽な一品”から始めましょう。

  • 方向性:手軽に血を補う土台になる
  • 食べ方:ゆで卵・卵スープ・卵焼きなどで毎日少しずつ
  • 注意:胃が弱い日は半熟より火を通すと楽な人も

赤身肉(苦手なら代替:かつお・まぐろ)

  • 方向性:血を補う材料(鉄・タンパク)を取りやすい
  • 食べ方:少量でもOK。週の回数で調整
  • 注意:消化が重い人は“魚”に置き換える

ほうれん草(小松菜でもOK)

  • 方向性:血虚の定番食材。温かい調理で取り入れやすい
  • 食べ方:味噌汁・スープ・おひたし
  • 注意:冷えやすい人は“温かく”が基本

黒ごま

  • 方向性:栄養と潤いをサポートしやすい
  • 食べ方:すりごま・練りごま・黒ごまきな粉など
  • 注意:そのまま粒で食べるより“すり”が続けやすい

なつめ(ドライ)

  • 方向性:間食で取り入れやすい血虚サポート食材
  • 食べ方:そのまま/お茶/スープに入れる
  • 注意:甘みがあるので食べ過ぎには注意

血虚のコツ
「卵+温かい汁物」を毎日ベースにするだけで、肌・髪・疲れ方が変わる人もいます。


瘀血におすすめの食べ物5選

瘀血は“巡りの悪さ”がテーマ。
刺激に頼らず、毎日の食事で少しずつ整えるのが基本です。

玉ねぎ

  • 方向性:巡りサポートの代表
  • 食べ方:スープ・蒸し料理・炒め物
  • 注意:胃が弱い人は生より加熱

青魚(さば・いわし)

  • 方向性:脂の質を整え、巡りの土台を作る
  • 食べ方:焼く・煮る・缶詰活用でもOK
  • 注意:揚げ物より“焼き・煮”が無難

黒酢

  • 方向性:巡りサポートを日常に取り入れやすい
  • 食べ方:酢の物・ドレッシング・料理に小さじ1から
  • 注意:胃が荒れやすい人は空腹時を避ける

しょうが

  • 方向性:温め+巡りに役立つ
  • 食べ方:スープ、炒め物、味噌汁に少量
  • 注意:刺激が強いと感じる人は量を控える

ベリー類(ブルーベリー等)

  • 方向性:間食を置き換えやすく続けやすい
  • 食べ方:そのまま/冷凍ベリーを少量
  • 注意:冷えやすい人は“冷たいまま大量”は避ける

瘀血のコツ
食事だけでなく、睡眠・軽い運動(散歩)をセットにすると巡りが変わりやすいです。


痰湿におすすめの食べ物5選

痰湿タイプは「溜めない・巡らせる」が大事。
冷たいもの・甘いものの頻度を見直すと効果が出やすいです。

はとむぎ

  • 方向性:余分な水分対策の定番
  • 食べ方:はとむぎ茶/ごはんに混ぜる
  • 注意:体が冷えやすい人は温かいお茶で

小豆

  • 方向性:水分代謝サポートに
  • 食べ方:甘くしすぎず、スープ・煮物に
  • 注意:砂糖多めの“あんこ”中心だと逆効果になりやすい

きのこ類

  • 方向性:食物繊維でスッキリしやすい
  • 食べ方:炒め物・スープ・鍋に追加
  • 注意:冷たいサラダより温かい料理が◎

大根

  • 方向性:巡りと消化サポートに
  • 食べ方:煮物・味噌汁・鍋
  • 注意:大根おろしは冷えやすい人は量を控えめに

緑茶・烏龍茶(補足:温かく)

  • 方向性:食後のもたれ、重だるさ対策に合う人も
  • 飲み方:冷やさず、温かいお茶で少量から
  • 注意:冷えやすい人・胃が弱い人は飲み過ぎに注意

痰湿のコツ
最初にやるのは「冷たい飲み物→温かいお茶」に変えること。これだけでも体の重さが変わる人がいます。


逆に控えたい食べ物

ここで大切なのは「全部NGにする」のではなく、量・頻度・タイミングを調整することです。

気虚が摂りすぎ注意

冷たい飲み物、生野菜、甘いものの食べ過ぎは胃腸の負担になりやすいです。
疲れている日に「サラダだけ」「スムージーだけ」だと回復が遅れることも。まずは温かい汁物を足しましょう。

血虚が摂りすぎ注意

刺激物やカフェインの摂りすぎ、夜更かしは回復を邪魔しがちです。
食材以前に「睡眠が削れている」と血が補われにくいので、夜は温かいものを選ぶのがおすすめです。

瘀血が摂りすぎ注意

揚げ物・加工食品・糖分過多が続くと、巡りの悪さを感じやすくなります。
いきなりゼロにせず「週◯回まで」と現実的に減らす設計にすると続きます。

痰湿が摂りすぎ注意

甘いもの、乳製品、小麦、冷たい飲み物は溜まりやすい人がいます。
完全にやめるより、頻度を半分にする+夜は温かい汁物のように調整していきましょう。


効果を出す食べ方のコツ

温める調理が基本(冷えやすい人)

「体に良い食べ物」を活かすなら、まずは温かい調理(煮る・蒸す・汁物)を増やすのが近道です。
特に気虚・血虚・痰湿タイプは、温めるだけで胃腸が動きやすくなることがあります。

組み合わせで底上げ(気虚×血虚など)

体質は1つに決めきれないことも多いです。
たとえば「気虚×血虚」なら、
主食(米)+卵+温かいスープ のように、補う食材を“温かく・消化しやすく”まとめるのがコツです。

体調で微調整する(季節・睡眠不足・ストレス)

同じ体質でも、季節や睡眠不足で状態は変わります。
「今日は胃が重い」「喉が乾く」など、その日のサインに合わせて、温める・潤す・軽くするを微調整できると失敗が減ります。


今日からできる!体質別かんたん食べ方案

気虚向け:朝ごはん/スープ例

忙しい日ほど、おにぎり+味噌汁+ゆで卵のように“温かい+消化に良い”を優先。
スープは 鶏肉+野菜を煮るだけでも十分です。

血虚向け:間食/夜ごはん例

間食を「甘いお菓子」から、ゆで卵・黒ごま系・なつめに置き換えるだけでも整いやすいです。
夜は温かい汁物と、タンパク源を少し足す意識で。

瘀血向け:常備菜/飲み物例

玉ねぎや青魚は、作り置き・缶詰を活用すると続きます。
黒酢は“酢の物”として少量から。無理に強い刺激にしないのがポイントです。

痰湿向け:むくみ対策メニュー例

冷たい飲み物をやめて、温かいお茶に。
食事は「きのこ・大根・はとむぎ」をどこかに1つ足すだけでも、体の重さが変わる人がいます。


よくある質問(FAQ)

Q:体質が混ざっている気がします。どれを優先すべき?
A:混ざるのは普通です。いちばん困っている症状(疲れ・冷え・むくみなど)に近いタイプから、まず食材を3つだけ選んで試すのがおすすめです。

Q:どれくらいで変化を感じますか?
A:早い人は1〜2週間で「胃腸が軽い」「朝が楽」などの変化が出ます。体質改善は生活全体とセットなので、食べ方(温める等)も一緒に見直すと実感しやすいです。

Q:妊娠中・持病・薬がある場合は?
A:食材は基本的に日常の範囲であれば問題になりにくいですが、制限が必要なケースもあります。心配がある場合は医師・薬剤師に相談しつつ、刺激物や極端な制限は避けるのが安心です。


まとめ

漢方の視点では、「体に良い食べ物」は一律ではなく 体質に合わせて変わるのが基本です。
まずはセルフチェックでタイプを把握し、あなたのタイプに合う食材を 3つだけ選んで、温かい調理で取り入れてみてください。

続けやすい形に落とし込めれば、食事は“最強のセルフケア”になります。
今日からは「体に良い食べ物」を探すのではなく、“自分に合う食べ物”を選ぶことから始めてみましょう。

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