デスクワークで固まった首こりに効く簡単ストレッチ|理学療法士が教える正しいやり方

ストレッチ

はじめに

デスクワークやスマホ時間が長くなると、首がガチガチに固まってしまうこと、ありませんか?
放っておくと、肩こり・頭痛・集中力の低下など、体にも心にも悪影響を与えてしまいます。

今日は、自宅でも簡単にできる「首のストレッチ方法」を、体の専門家の立場からわかりやすくご紹介します。
無理なく続けて、軽やかな首を手に入れましょう!

首こり・首の痛みの原因とは?

まず、首のこりや痛みはなぜ起こるのでしょうか?
主な原因は以下の3つです。

  • 🌀長時間の悪い姿勢(猫背・巻き肩・ストレートネック)
  • 🌀首まわりの筋肉(僧帽筋、胸鎖乳突筋など)の緊張
  • 🌀血流不良と自律神経の乱れ

特に現代人は、スマホやパソコン作業で頭が前に出る姿勢になりがち。
その状態が続くと、首の筋肉が固まってしまい、痛みや違和感を引き起こします。

だからこそ、正しいストレッチで筋肉をゆるめ、血流を良くすることが大切なのです。

ストレッチを始める前に注意したいこと

ストレッチを安全に効果的に行うために、以下のポイントを押さえましょう。

  • ⚠️痛みが強いときは無理に伸ばさない
  • ⚠️反動をつけず、ゆっくりと動かす
  • ⚠️息を止めず、自然な呼吸を意識する

「痛気持ちいい」と感じるくらいがベスト。
無理せず、自分のペースで行ってくださいね。

理学療法士おすすめ!簡単首ストレッチ3選

ここから、すぐできる首のストレッチを紹介します。
1つずつ丁寧にやっていきましょう!


① 首倒しストレッチ

やり方

  1. 椅子に座って背筋を伸ばす
  2. 首を前後・左右に倒す
  3. 余裕があれば手で頭を押さえる
  4. 首筋が伸びるのを感じながら10秒キープ

ポイント

  • 肩が上がらないようリラックス
  • 呼吸は止めず、自然に

② 顎引きエクササイズ

やり方

  1. 背筋を伸ばして座る
  2. 顎を軽く引き、後ろに押し込むイメージで5秒キープ
  3. ゆっくり元に戻す
  4. 10回繰り返す

ポイント

  • 顎を無理に力で押さない
  • 首の後ろがスッと伸びる感覚を大事に

③ 肩甲骨ぐるぐる回し

やり方

  1. 両肩に手を乗せる
  2. 肘で大きな円を描くように10回まわす
  3. 逆回しも10回

ポイント

  • 大きくゆったり動かす
  • 肩甲骨ごと動かすイメージで

よくある質問(Q&A)

Q:首のストレッチはいつやるのが効果的?
A:朝起きた後、仕事の合間、寝る前など、1日数回取り入れるのがおすすめです。

Q:1回何分くらいやればいい?
A:1種目10〜20秒を目安に、無理のない範囲でOK。トータル3〜5分でも十分効果があります。

Q:ストレッチ中に痛みを感じたら?
A:すぐに中止しましょう。痛みを我慢すると逆効果です。

まとめ|毎日の小さな積み重ねが未来を変える

首のストレッチは、毎日コツコツ続けることが一番の近道です。
1分でもいいので、今日からはじめてみましょう。

「何から始めたらいいかわからない」
「自分だけではなかなか改善しない」

そんな時は、ぜひ専門家のサポートも活用してくださいね。
あなたの首と体が、もっと軽やかになりますように。

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